アモン・アマース

アモン・アマース
Amon Amarth
ドイツ・ヴァッケン公演 (2017年8月)
基本情報
別名 スカム (Scum) (1988 - 1992)
出身地  スウェーデン ストックホルム県
ボートシルカ市 サーレム市(英語版)
タンバ(英語版)
ジャンル メロディックデスメタル[1]
ヴァイキング・メタル[2]
活動期間 1988年 -
レーベル パルヴァライズド・レコード
メタル・ブレイド・レコーズ
ソニー・ミュージックエンタテインメント・ジャーマニー
ハウリング・ブル・エンターテイメント
ソニー・ミュージックエンタテインメント
公式サイト www.amonamarth.com
メンバー ヨハン・ヘッグ (ボーカル)
ヨハン・セーデルベリ (ギター)
オラビ・ミッコネン (ギター)
テッド・ランドストローム (ベース)
ヨッケ・ワルグレン (ドラムス)
旧メンバー アンデシュ・ハンソン (ギター)
ニコ・カウキネン (ドラムス)
マーティン・ロペス (ドラムス)
ポール・マキタロ (ボーカル)
ヴェサ・メリライネン (ギター)
ペトリ・タルヴァイネン (ベース)
フレドリック・アンデション (ドラムス)
バンド ロゴ

アモン・アマース (Amon Amarth)は、スウェーデン出身のメロディックデスメタル・バンド。

デスメタルの中にフォークメタルやヴァイキングメタルを思わせる雄々しいメロディーを取り込んだ曲が特徴である。北欧神話やヴァイキングについて歌う曲が多い。

略歴

1988年に結成されたグラインドコアバンド、スカム(Scum)が前身。Scumは1991年にPaul "Themgoroth" Mäkitalo(Vo)、Olavi Mikkonen(Gt)、Ted Lundström(Ba)のラインナップで『Demo 1』をセルフリリースしている。ヨハン・ヘッグが加入すると音楽性はグラインドコアから、デスメタルの要素やヴァイキング・メタルの要素が濃く出たメロディックデスメタルへと変化する。

1992年には、バンド名をスカムから、アモン・アマースへと変える。1993年にアモン・アマースとしては初のデモアルバム、『Thor Arise』をリリースする。1994年に2枚目のデモアルバム、『The Arrival of the Fimbul Winter』をリリースする。1996年にパルヴァライズド・レコードと契約し、プロとして初のMCD、『Sorrow Throughout the Nine Worlds』をリリース、6000枚を売り上げる。

1998年にはパルヴァライズド・レコードから、大手メタルレーベルのメタル・ブレイド・レコーズへと移籍し、『ワンス・セント・フロム・ザ・ゴールデン・ホール』をリリース。このアルバムで彼らの名前は世界的に知られるようになった。

2010年、日本のヘヴィメタルフェスティバル『LOUD PARK 10』出演にて初来日。2012年にも来日公演を開催した[3]

2015年、フレドリック・アンデション (Ds)が脱退[4] 。翌2016年に、後任ヨッケ・ワルグレンの加入が発表された[5]。10thアルバム『Jomsviking』より「ソニー・ミュージックエンタテインメント・ジャーマニー」に移籍[6]

備考

  • ライブではヴァイキングの格好をした男が数人表れ、男たちが戦いを始める。
  • ヨーロッパなどでは知名度、人気とも高い。

メンバー

2014年のグループショット

現ラインナップ

  • Vo:ヨハン・ヘッグ (Johan Hegg) (1992-)
    1973年4月29日生まれ。Scum時代にバンドに加入。無宗教者であり、彼の両親も無宗教者である。
  • Gt:オラビ・ミッコネン (Olavi Mikkonen) (1988-)
  • Gt:ヨハン・セーデルベリ (Johan Söderberg) (1998-)
  • Ba:テッド・ランドストローム (Ted Lundström) (1988-)
    1974年4月16日生まれ。1991年から1993年までEternal Oathにも参加していた。
  • Dr:ヨッケ・ワルグレン (Jocke Wallgren) (2016-)
  • ヨハン・ヘッグ(Vo) 2017年
    ヨハン・ヘッグ(Vo) 2017年
  • オラビ・ミッコネン(G) 2016年
    オラビ・ミッコネン(G) 2016年
  • ヨハン・セーデルベリ(G) 2017年
    ヨハン・セーデルベリ(G) 2017年
  • テッド・ランドストローム(B) 2016年
    テッド・ランドストローム(B) 2016年
  • ヨッケ・ワルグレン(Ds) 2016年
    ヨッケ・ワルグレン(Ds) 2016年

旧メンバー

アモン・アマース時代

  • Gt:アンデシュ・ハンソン (Anders Hansson) (1988-1998)
  • Dr:ニコ・カウキネン (Nico Kaukinen) (1988-1996)
  • Dr:マーティン・ロペス (Martin Lopez) (1996-1998)
  • Dr:フレドリック・アンデション (Fredrik Andersson) (1998-2015)
    ディス・エンディングでも活動している。

スカム(Scum)時代

  • Vo:ポール・マキタロ (Paul "Themgoroth" Mäkitalo) (1988-1991)
    スカム時代のヴォーカリスト。Dark Funeral、Infernal、Passiveなどに所属。現在はNailstate、Obscuratumに所属。
  • Gt:ヴェサ・メリライネン (Vesa Meriläinen) (1988-1992)
  • Ba:ペトリ・タルヴァイネン (Petri Tarvainen) (1991)

タイムライン

ディスコグラフィ

アルバム

  • 1998年 ワンス・セント・フロム・ザ・ゴールデン・ホール (Once Sent from the Golden Hall)
  • 1999年 ジ・アヴェンジャー (The Avenger)
  • 2001年 ザ・クラッシャー (The Crusher)
  • 2002年 ヴァーサス・ザ・ワールド (Versus the World)
  • 2004年 フェイト・オブ・ノーンズ (Fate of Norns)
  • 2006年 ウィズ・オーディン・オン・アワ・サイド (With Oden On Our Side)
収録曲Runes to My MemoryはゲームSaints Row: The Thirdに使用されている。
  • 2008年 トワイライト・オブ・ザ・サンダー・ゴッド (Twilight Of The Thunder God)
チルドレン・オブ・ボドム(当時)のローペ・ラトヴァラがタイトルトラックの「Twilight of the Thunder God」でゲストとして、ギターソロを弾いている。また、チェロ・メタルバンドのアポカリプティカが、「Live For Kill」でチェロを演奏し、エントゥームドのL-G・ペトロフが「Guardians of Asgaard」で歌っている。
  • 2011年 焔の巨人スルト襲来 (Surtur Rising)
  • 2013年 ディシーバー・オブ・ザ・ゴッズ (Deceiver Of The Gods)
  • 2016年 ヨムスヴァイキング (Jomsviking)
  • 2019年 ベルセルク (Berserker
  • 2022年 ザ・グレート・ヒーザン・アーミーThe Great Heathen Army

EP/ミニ・アルバム

  • 1996年 Sorrow Throughout the Nine Worlds

コンピレーション

  • 2010年 グレイテスト・ヒッツ -日出国へ捧ぐ- (Hymns to The Rising Sun)

Scum名義

  • 1991年 Demo 1
  • 1993年 Thor Arise
  • 1994年 The Arrival of the Fimbul Winter

映像作品

  • 2006年 Wrath of the Norsemen

日本公演

脚注

  1. ^ “Amon Amarth - Biography”. オールミュージック. 2023年2月19日閲覧。
  2. ^ “ヴァイキング・メタルの重鎮、AMON AMARTHのインタビュー公開!天下無双の"ベルセルク"をモチーフにした破壊力満点のニュー・アルバム国内盤を5/15リリース!”. 激ロック (2019年5月13日). 2023年2月19日閲覧。
  3. ^ スウェディッシュ・バイキング・メタルの雄、アモン・アマース来日公演が4月に開催 - amass
  4. ^ アモン・アマースからドラマーのフレドリック・アンダーソンが脱退 - amass
  5. ^ AMON AMARTH Names JOCKE WALLGREN New Permanent Drummer - BLABBERMOUTH.NET
  6. ^ アモン・アマースが新アルバム『Jomsviking』を3月発売、新曲「First Kill」のミュージックビデオあり - amass

外部リンク

  • Amon Amarth
  • Metal Blade Records
  • MySpace
  • Amon Amarth (@AmonAmarthBand) - X(旧Twitter)
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