インフィニティ・QX60

インフィニティ・QX60
2代目・L51型
概要
製造国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
販売期間 2013年-
ボディ
ボディタイプ 5ドア SUV
駆動方式 前輪駆動/四輪駆動
系譜
先代 インフィニティ・JX
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QX60は、日産自動車北米市場にて製造、インフィニティブランドで販売されている自動車である。

初代・2013年~2021年

QX60
L50型
14年モデル
17年モデル
概要
製造国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
販売期間 2014年-
ボディ
乗車定員 7名
ボディタイプ 5ドアSUV
駆動方式 FF
AWD
パワートレイン
エンジン 3.5L V型6気筒
2.5L 直列4気筒
最高出力 V型6気筒
220 kW (299 PS) / 6,400 rpm[1]
最大トルク V型6気筒
366N・m / 4,800 rpm[1]
変速機 CVT
車両寸法
ホイールベース 2,900mm
全長 5,085mm
全幅 1,960mm
全高 1,720mm
車両重量 1,941-2,098kg
系譜
先代 インフィニティ・JX
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インフィニティが発表した2014年モデル以降の全ラインアップに対する新ネーミング戦略によって、「インフィニティ・JX」から「インフィニティ・QX60」へと車名が変更された

米国運輸省道路交通安全局が実施した衝突安全テストにおいて総合評価で最高の5つ星と認定された[2]

2016年にフェイスリフトを実施[3]

2019年に日本国内でもインパルを通して販売を開始。ベースは北米仕様車で灯火類などを国内の法規に合わせての販売となる。

  • 17年モデル リア
    17年モデル リア
  • 17年モデル インテリア
    17年モデル インテリア

2代目・2021年~

QX60
L51型
2022年モデル・フロント
2022年モデル・リア
概要
製造国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
販売期間 2021年 -
デザイン 中村泰介[4]
ボディ
乗車定員 7名
ボディタイプ 5ドアSUV
エンジン位置 フロント
駆動方式 AWD
プラットフォーム Dプラットフォーム
パワートレイン
エンジン 3.5L V6 VQ35DD
最高出力 295hp
変速機 ZF 9速AT
車両寸法
ホイールベース 2,900mm
全長 5,034mm
全幅 2,184mm
全高 1,720mm
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2021年6月23日(米国時間)にL51型にフルモデルチェンジされた[5]。日産の事業構造改革「NISSAN NEXT」の一環として発表された[6]

エクステリアデザインは2020年9月に発表されたコンセプトモデルの「QX60 Monograph」ほぼそのままであり、インフィニティのアイデンティティである「ダブルアーチ・グリル」がフロントに採用された。フロントグリルのメッシュ型の形状は「QX55」と同じく日本の折り紙にある短冊状の形状からインスパイアされた。ヘッドライトに与えた「デジタルピアノキー」と呼ばれるデイライトランニングランプは、3個セットのLEDキューブを並べて形作っている[4]

インテリアは大幅に刷新され、「Aピラー to Aピラー」と呼称する薄く横長なイメージのインパネデザインを採用し、キャビン全体の広さ感を演出し、ドライバーズシートでは腰下部分の囲まれ感でプロテクションされた安心感を与えるようにしている。ナビゲーションシステムは12.3インチの高解像度タッチスクリーンを採用し、メーターパネルはインフィニティ初のグラスコックピットを一部グレードで採用した。また、エアコンの操作パネルにもインフィニティ初のハプティック機構を採用した。インパネやシート表皮に施されたキルティング加工は、水面に描かれた複数の波紋が重なるシーンをイメージしたデザインを採用。シート表皮にはセミアリニンを使い、フロントシートはパーフォレーション加工によるベンチレーション機能も備えている[4]

エンジンは先代と同じ295馬力のV6エンジンを搭載してるが、先代で不評だったCVTは廃止され9速ATに変更された。なお全車AWD化された。最大6000ポンドの荷物をけん引することができる。運転支援機構ではインフィニティではQX50、QX55に続いてナビリンク付きの「プロパイロット・アシスト」を採用した[5][4]

2021年9月から販売が開始され順次中国市場などのほかの市場にも導入される[7]。なお、日本市場へは、ほか多数の海外専売車種同様、導入される予定はない。

  • フロント
    フロント
  • リア
    リア
  • サイドエクステリア
    サイドエクステリア
  • インテリア
    インテリア

脚注

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注釈

出典

  1. ^ a b 森本太郎 編『世界の自動車オールアルバム 2020年』三栄書房、2020年8月8日、145頁。ISBN 978-4-7796-4170-1。 
  2. ^ “【NHTSA】インフィニティ QX60 の2017年型、最高評価”. Response. (2016年8月18日). https://response.jp/article/2016/08/18/280244.html 
  3. ^ “インフィニティ・QX60(2016年モデル) 試乗レポート”. 海外自動車試乗レポート. (2016年2月27日). http://blog.livedoor.jp/auto2014/archives/1052914261.html 
  4. ^ a b c d 株式会社インプレス (2021年6月24日). “インフィニティ、3列シートの新型SUV「QX60」日本初公開 デザイン・ダイレクターが実車を解説”. Car Watch. 2021年8月31日閲覧。
  5. ^ a b 『INFINITI、新型「QX60」を発表』(プレスリリース)日産自動車株式会社、2021年6月24日。https://global.nissannews.com/ja-JP/releases/release-ee2d001866d2b4a381924af5af657d2b-210624-01-j2022年1月1日閲覧 
  6. ^ “今後18カ月で12モデルを投入する日産。12モデルとは? アリア、キックス登場、フェアレディZがモデルチェンジ、ではGT-Rは?|オープンカー|Motor-Fan[モーターファン]”. car.motor-fan.jp. 2021年8月31日閲覧。
  7. ^ “インフィニティ『QX60』新型、レクサス RX と競合…今秋北米発売へ”. レスポンス(Response.jp). 2021年8月31日閲覧。

関連項目

外部リンク

  • インフィニティQX60 (英語版)
インフィニティ ロードカータイムライン(北米市場、1990年以降)
種類 1990年代 2000年代 2010年代 2020年代
0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0
セダン G20 G20 G35 G25/37 → Q40
Q50
I30 I30/35
J30 M45 M35/45 M37/56/35h/35hL/30d → Q70
Q45(初代) Q45(2代目) Q45(3代目)
クーペ/コンバーチブル M30 G35 G37 → Q60 Q60
SUV QX30
EX35/37 → QX50 QX50
JX35 → QX60
FX35/45 FX35/37/50/30d → QX70
QX4 QX56 QX56 → QX80
日産自動車の現行車種
セダン
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