カンタキサンチン

カンタキサンチン[1]

β,β-カロテン-4,4'-ジオン

別称
Orobronze, Carophyll Red, Roxanthin Red 10, L-Orange 7, C.I. Food Orange 8, E161g,
2,4,4-トリメチル-3-[(1E,3E,5E,7E,9E,11E,13E,15E,17E)-3,7,12,16-テトラメチル-18-(2,6,6-トリメチル-3-オキソ-1-シクロヘキシル)オクタデカ-1,3,5,7,9,11,13,15,17-ノナエニル]-1-シクロヘキサ-2-エノン
識別情報
CAS登録番号 514-78-3
PubChem 5281227
E番号 E161g (着色料)
  • O=C2CCC(C)(C)C(/C=CC(\C)=C\C=C\C(\C)=C\C=C\C=C(/C)\C=C\C=C(/C)\C=C\C1=C(C)C(=O)CCC1(C)C)=C2C
特性
化学式 C40H52O2
モル質量 564.82 g/mol
外観 紫色の結晶
融点

217 °C (分解)

特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。

カンタキサンチン(Canthaxanthin)は、自然界に広く分布するカロテノイド顔料である。テルペノイドの一つで植生化学物質として知られる。化学式はC40H52O2[2]E番号はE161g。

アンズタケ属の食用になるキノコCantharellus cinnabarinus)から初めて単離された(アクソー、1950年[3])。この他にも緑藻バクテリア甲殻類魚類に含まれる[2]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ Merck Index (11th ed.). Rahway, N.J.: Merck. 1989. ISBN 0-911910-28-X. OCLC 21297020。 {{cite encyclopedia}}: |title=は必須です。 (説明)
  2. ^ Haxo, Francis (Dec. 1950), “Carotenoids of the Mushroom Cantharellus cinnabarinus”, Botanical Gazette 112 (2): 228-232, OCLC 478099643 

関連項目

カロテン (C40)
キサントフィル (C40)
アポカロテノイド (C<40)
ビタミンA レチノイド (C20)
  • 表示
  • 編集