ツェズ人
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ツェズ人(ツェズじん、ツェズ語: цези; アヴァル語: цIунтIал; ロシア語: Дидойцы , цезы; 英語: Tsez people)とは、ロシア連邦のダゲスタン共和国に居住する少数民族である。
別名として、ディド人またはディドイ人とも呼ばれる。
概要
ダゲスタンのチュンチンスキー地区(英語版)に居住する民族で、北東コーカサス語族のダゲスタン語派、ツェズ諸語(英語版)(英: Tsezic)に属すツェズ語を話す。
ロシア連邦の人口統計では、カフカースのアヴァール人の下位区分集団(エスニック・グループ)と捉えられている。ツェズ諸語(英語版)を話すベジュタ人、ヒヌフ人、フワルシ人およびフンジブ人は、更にツェズ人のサブ・グループに分類される[1]。
ツェズ人は伝統的に家畜の飼育と農業に従事していたが、最近ではそれ以外の産業的な仕事も行なっている。17世紀から18世紀にかけて浸透したスンニ派イスラム教を信仰している[2]。
関連項目
- ツェズ人(ディドイ人)以外のアヴァール系諸民族
出典
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