中央アフリカ共和国の言語

中央アフリカ共和国の旗 中央アフリカの言語
公用語 フランス語
国語 サンゴ語

中央アフリカ共和国の言語(英語: Languages of the Central African Republic)では、中央アフリカ共和国における言語事情について記す。

中央アフリカ共和国の公用語は、フランス語サンゴ語である。また、合計すると72の言語が存在する[1]。 中央アフリカ共和国では、フランス語は書く際もしくは、改まった場で使用される。2005年時点で、人口の22.5パーセントがフランス語を話せると推測されている[2]

サンゴ語を母語として話す人は約35万人おり、中央アフリカ共和国のリングワ・フランカになりつつある。サンゴ語は、1963年国語になり、1991年公用語になった。また、中央アフリカの92パーセントの人がサンゴ語を話せると推測されており、首都バンギのほとんどの子供たちの母語になっている。

中央アフリカのほとんどの言語はウバンギ語派に属しているが、コンゴ共和国との国境付近の南部には僅かにバントゥー語群の言語もある。また、チャドとの国境付近の北部には、Bongo–Bagirmi語族(英語版)の言語もある。くわえて、アキ語やルオ語も話される。

中央アフリカの聴覚障害者への教育では、アンドリュー・フォスターが伝えたアメリカ手話が使われる。

関連項目

脚注

  1. ^ https://www.ethnologue.com/country/CF
  2. ^ “Archived copy”. 2010年1月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年10月3日閲覧。

外部リンク

  • Linguistic situation in the Central African Republic
  • Ethnologue listing of CAR languages
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各列内は五十音順。
「その他」は国家として承認する国が少ない、または無いものであり、国際連合には非加盟。国家承認を得た国連非加盟の国と地域の一覧独立主張のある地域一覧も参照。
  • 1 一部はアジアに含まれる。
  • 2アジアにも分類される。
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