太刀洗

この項目には、一部のコンピュータや閲覧ソフトで表示できない文字(Microsoftコードページ932はしご高))が含まれています(詳細)

太刀洗(たちあらい)は筑後国の地名。現在の福岡県三井郡大刀洗町(明治維新の際「点」が抜けてしまった)にあたる。

文和17年(1359) 懐良親王菊池武光と少弐頼尚との筑後大保原での決戦(筑後川の戦い)ののち、傷ついた菊池武光が、刀についた血糊を川で洗ったとされるところが、筑後国太刀洗である。

この言い伝えに基づく史跡が「史跡 菊池武光公太刀洗伝承之地」として甘木鉄道山隈駅の近くに整備されている。

大刀洗町公園には武光の銅像がある。

昭和の戦時中末期、菊池千本槍と共にプロパガンダ映画、「菊池千本槍シドニー特別特攻隊」(菊池寛企画原作)に流用された。

外部リンク

  • 菅野覚明『武士道の逆襲』
  • 久米邦武「鎌倉時代の武士道」
  • 髙橋昌明『武士の成立 武士像の創出』
  • グーテンベルク・プロジェクトの新渡戸稲造 『武士道』(英文)
  • 表示
  • 編集