石原樹

獲得メダル
日本の旗 日本
柔道
世界選手権
2024 アブダビ 73kg級
グランドスラム
2024 パリ 73㎏級
アジア選手権
2024 香港 73kg級
ワールドユニバーシティゲームズ
2021 成都 73kg級

石原 樹(いしはら たつき、2001年6月26日 - )は、群馬県出身の日本柔道選手。階級は73kg級。身長170cm。血液型はO型。組み手は左組み。得意技は背負投[1]

経歴

柔道は5歳の時に新田スポーツ少年団で始めた[1]宝泉中学から群馬県立前橋商業高等学校へ進むと、2年の時には全国高校選手権73㎏級の決勝で大牟田高校2年の田中裕大に技ありで敗れて2位だった[2]

2020年に日本体育大学へ進学すると、2年の時には全日本ジュニアでは決勝で田中裕大に送襟絞で敗れた[3][4]優勝大会では3位だった[5]。3年の時には優勝大会と体重別団体でともに3位になると、講道館杯では5位だった[5][6]。4年の時には体重別で伏兵ながらも決勝まで進むと、自衛隊体育学校吉田優平を技ありで破って、シニアの全国大会初優勝を飾った[7][8]ワールドユニバーシティゲームズでは優勝した[9][10][11]。また、団体戦でも優勝した[12][13]講道館杯では決勝で筑波大学1年の田中龍雅を技ありで破って優勝した[14][15]グランドスラム・パリでは初戦でイタリアのマヌエル・ロンバルドを合技で破ると、その後の準決勝でタジキスタンのベフルジ・ホジャゾダ腕挫十字固、決勝ではジョージアのゲオルギー・チへリゼを技ありで破って、IJFワールド柔道ツアー初出場で優勝を飾った[16][17]

2024年4月からはジャパンエレベーターサービスの所属となった。体重別では初戦でパーク24の田中裕大に技ありで敗れた[18]。しかし、最近の実績から世界選手権代表に選出された[19]。続くアジア選手権では決勝でウズベキスタンのムロジョン・ユルドシェフを技ありで破って優勝した[20]。団体戦でも優勝した[21]。5月の世界選手権では決勝でアゼルバイジャンのヒダヤト・ヘイダロフと対戦すると、技ありを先取しながら終了間際に逆転の一本負けを喫して2位にとどまった[22][23]

IJF世界ランキングは1000ポイント獲得で52位(24/5/20現在)[24]

戦績

(出典[1])

脚注

  1. ^ a b c 「柔道全日本強化選手名鑑 2022」近代柔道 ベースボールマガジン社、2022年4月号
  2. ^ 全国高等学校柔道選手権大会
  3. ^ 全日本ジュニア柔道体重別選手権大会
  4. ^ 全日本学生柔道体重別選手権大会
  5. ^ a b 全日本学生柔道優勝大会
  6. ^ 全日本学生柔道体重別団体優勝大会
  7. ^ 中村太樹ら初優勝、白石響V2 芳田司は決勝で破れる/柔道 サンケイスポーツ 2023年4月1日
  8. ^ 2023年全日本選抜柔道体重別選手権大会
  9. ^ 柔道の石原、山口ら優勝 夏季ユニバ 時事通信 2023年7月30日
  10. ^ Japan sets best ever performance at FISU World University Games
  11. ^ Results Distribution System
  12. ^ 柔道団体、日本が優勝 夏季ユニバ 時事通信 2023年8月2日
  13. ^ Double gold for japanese teams at FISU Universiade Chengdu
  14. ^ 柔道講道館杯、天野開斗が初制覇 武岡毅・植岡虎太郎V2 日本経済新聞 2023年11月5日
  15. ^ 2023年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会
  16. ^ 男子73キロ級で石原が優勝 柔道パリGS第2日 時事通信 2024年2月4日
  17. ^ Paris Grand Slam 2024
  18. ^ 2024年全日本選抜柔道体重別選手権大会
  19. ^ 世界選手権代表を発表 パリ五輪代表では男子60キロ級の永山竜樹が唯一出場/柔道 サンケイスポーツ 2024年4月8日
  20. ^ 新添左季ら優勝 柔道アジア選手権 時事通信 2024年4月21日
  21. ^ 日本が混合団体で優勝 アジア選手権/柔道 サンケイスポーツ 2024年4月23日
  22. ^ 田中龍馬が優勝 世界柔道 時事通信 2024年5月21日
  23. ^ Abu Dhabi World Championships Seniors 2024 Individuals
  24. ^ World ranking list

外部リンク

  • / 石原樹 - JudoInside.com のプロフィール(英語)