88キーズ

88キーズ
2009年
基本情報
出生名 チャールズ・ミソディ・ンジャパ
生誕 (1976-03-05) 1976年3月5日(48歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ニューヨーク州 ニューヨーク
ジャンル Hip hop
職業
  • レコード・プロデューサー
  • ラッパー
  • ソングライター
  • ミュージシャン
活動期間 1998年 – 現在
レーベル
公式サイト www.myspace.com/88keys

88キーズ(エイティーエイトキーズ[1]英語: 88-Keys1976年3月5日 - )は、アメリカ合衆国プロデューサー、ラッパー。ニューヨーク出身。出生名はチャールズ・ミソディ・ンジャパ(Charles Misodi Njapa)。

概要

カメルーン出身の両親のもとニューヨークで生まれ、ブロンクス区イーストチェスター(英語版)ロングアイランドウェスト・ヘンプステッド(英語版)で育った[2][3]ヒップホップに興味を持ったのは、1989年にデ・ラ・ソウルのアルバム『3・フィート・ハイ・アンド・ライジング(英語版)』におけるプリンス・ポール(英語版)のプロデュースを聴いたことがきっかけである[4]。1990年代初頭、ウェスト・ヘンプステッドのレコーディングスタジオ『ザ・ミュージック・パレス』においてインターン生として働いていたとき、ラッパーでありプロデューサーのQティップ、ピート・ロックラージ・プロフェッサー(英語版)と出会い、ラージ・プロフェッサーがASR-10(英語版)でのそのスキルを目の当たりにしたことにより、88キーズと名付けられた[5]。両親と兄は音楽業界より医学の道を勧めていたが[6]ホフストラ大学ニューヨーク市立大学クイーンズ校に短期間通った後、カリフォルニアにてザ・ファーサイド(英語版)のトラックを録音する機会があったことにより、レコード・プロデューサーになるため、大学を中退する決断に至った[7]。また、ラルフ・ローレンを好み、2008年の都市日報とのインタビューにおいて、16年間ポロ・ラルフ・ローレンを毎日着ていたことを語っている。記事によれば、高校在学中の1992年より着用を始め、2008年時点でクローゼットには700着以上のポロ・ラルフローレンの洋服がある[8]。アシスタント・エンジニアのころからモス・デフタリブ・クウェリキッド・カディメイシー・グレイ(英語版)ミュージック・ソウルチャイルド、デュワン・ルチャン、コンシーケンス(英語版)など、さまざまなアーティストのレコードをプロデュースしてきた。また、プロデュースにとどまらず、MC、シンガー、コラボレーターとしても活動し、2008年8月に『アダムズ・ケース・ファイルズ』を発表し、このアルバムのファーストシングル『ステイ・アップ!(バイアグラ)』は同年9月9日にiTunesから正式に発表された。同年12月にはスピンのアーティスト・オブ・ザ・デイに選出され、2008年11月11日にはソロ・デビュー・アルバム『ザ・デス・オブ・アダム(英語版)』を発表した[9]。この作品はコンセプト・アルバムであり、カニエ・ウェストエグゼクティブ・プロデューサーとして参加している[10]。同年12月にはスピンのアーティスト・オブ・ザ・デイに選出された[11]。2009年にはアディクティヴ(英語版)のためにトラックを制作した。2019年6月にシーアマック・ミラーをフィーチャーした『ザッツ・ライフ(英語版)』と題された曲がマック・ミラーの遺族によって発表が承認され、同年6月20日にワーナー・レコードを通じて発表した[12][要非一次資料]

ディスコグラフィ

  • アダムズ・ケース・ファイル・ミックステープ(2008年)
  • ステイ・アップ!(バイアグラ)プレスクリプション・パック - EP(2008年)
  • ザ・デス・オブ・アダム(英語版)(2008年)

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 「メッシら登場のアディダス新CMでカニエ・ウェストが新曲お披露目」『Billboard JAPAN』、2014年5月26日。2024年4月11日閲覧。
  2. ^ “Polo Ralph Lauren fits 88-Keys just fine”. Los Angeles Times. (2008年11月23日). http://www.latimes.com/style/la-ig-styleprofile23-2008nov23-story.html 
  3. ^ “Cooking at Home with 88-Keys”. First We Feast. (2013年7月8日). http://firstwefeast.com/eat/cooking-at-home-with-88-keys 
  4. ^ “88-Keys Bio”. Decon Records. 2018年9月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年8月29日閲覧。
  5. ^ “88-keys: The Process of Making a Beat”. Dork Magazine. 2008年9月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年9月3日閲覧。
  6. ^ “88-Keys – The Piano Man”. Serge Fleury (2008年7月9日). 2008年8月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年9月7日閲覧。
  7. ^ “Solid as a Rock”. Anthony Roberts (2008年5月1日). 2008年7月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年9月7日閲覧。
  8. ^ “Sticking with the Brand”. Kenya Hunt (2008年11月10日). 2009年3月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年11月17日閲覧。
  9. ^ “88-Keys ft. Kanye West – Stay Up (Viagra)”. M. Burmy (2008年8月26日). 2008年8月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年8月29日閲覧。
  10. ^ “88-Keys "The Death of Adam" News Piece No. 2”. 2008年9月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年9月3日閲覧。
  11. ^ “ARTIST OF THE DAY: 88-KEYS”. Joseph Coscarelli (2008年12月11日). 2008年12月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年12月29日閲覧。
  12. ^ “For all of you who have been wondering about 'benji the dog'... here you go: 'That's Life' by me (88-Keys) ft. @MacMiller & @Sia dropping June 20th. Real & official version approved my Mac's family & estate. Save the date & the word please... with love. 💕✌🏾” (2019年6月13日). 2019年6月14日閲覧。

外部リンク

  • 88キーズ (eightocho) - Facebook
  • “eightyocho.com”. 2010年9月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年4月19日閲覧。
  • “polo67life.com”. 2015年1月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年10月7日閲覧。
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