バトル・オーシャン 海上決戦

バトル・オーシャン 海上決戦
명량
監督 キム・ハンミン(朝鮮語版)
脚本 キム・ハンミン
チョン・チョルホン
出演者 チェ・ミンシク
リュ・スンリョン
音楽 キム・テソン
撮影 キム・テソン
配給 CJエンタテインメント
公開 大韓民国の旗 2014年7月30日
日本の旗 劇場未公開
上映時間 128分(オリジナル)
110分(日本版)
製作国 大韓民国の旗 韓国
言語 韓国語
日本語
興行収入 大韓民国の旗 1,357億ウォン[1]
次作 ハンサン -龍の出現-
テンプレートを表示

バトル・オーシャン 海上決戦』(バトルオーシャン かいじょうけっせん、原題:명량)は、2014年公開の韓国映画

概要

韓国で'聖雄'として尊敬されるイ・スンシン(李舜臣)が指揮した、丁酉倭乱(慶長の役)における鳴梁海戦を描く。韓国で興行収入・観客動員数ほか歴代新記録を次々に樹立した。観客動員数は1760万人を突破し、韓国国内での歴代観客動員数1位(2023年現在)。

李舜臣の言葉「今臣戦船尚有十二」は、上映以前の韓国の大衆にはまだ広く知れ渡っていた訳ではなかったが、この映画を通じて認知度が上がり、後の2020年東京オリンピック韓国代表による政治的意図を持った横断幕の設置を招いたとされる[2]

日本では劇場未公開で、2015年8月12日にDVDが発売された(オリジナルの128分ではなく110分の短縮版)。

2022年には同じくキム・ハンミン(朝鮮語版)監督によるイ・スンシン(李舜臣)を主人公として閑山島海戦を描いた映画『ハンサン -龍の出現-』が公開されている。

ストーリー

キャスト

※括弧内は日本語吹替

スタッフ

  • 監督:キム・ハンミン(朝鮮語版)
  • 脚本:キム・ハンミン、チョン・チョルホン
  • 撮影・音楽:キム・テソン
  • 美術:チャン・チュンソプ

受賞歴

  • 第51回大鐘賞 - 最優秀作品賞、主演男優賞(チェ・ミンシク)、企画賞(キム・ハンミン)、技術賞(特殊効果:ユン・デウォン)
  • 第35回青龍映画賞 - 監督賞(キム・ハンミン)、韓国映画最多観客賞
  • 第51回百想芸術大賞 - 大賞(チェ・ミンシク)
  • 第20回春史大賞映画祭 - 技術賞(キム・ハンミン)
  • 第34回韓国映画評論家協会賞 - 主演男優賞(チェ・ミンシク)、美術賞(チャン・チュンソプ)
  • 第23回釜日映画賞 - 最優秀作品賞、美術賞(チャン・チュンソプ)、撮影賞(キム・テソン)
  • 第6回今年の映画賞 - 主演男優賞(チェ・ミンシク)
  • 2014 スターの夜授賞式 - 誇らしい映画賞、監督賞(キム・ハンミン)

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “韓国映画振興委員会 歴代ボックスオフィス”. 韓国映画振興委員会. 2019年9月15日閲覧。
  2. ^ 剣持久木「公共史の中の歴史認識問題―アイルランド,東アジア,ヨーロッパ―」(『歴史学研究』1021号、 2022年) pp.32f,37

外部リンク

  • 公式ウェブサイト(日本語)
  • バトル・オーシャン/海上決戦 - allcinema
  • バトル・オーシャン 海上決戦 - KINENOTE
  • The Admiral: Roaring Currents - オールムービー(英語)
  • Myeong-ryang - IMDb(英語)
大鐘賞 最優秀作品賞
第1回-10回
  • 燕山君 (1962)
  • 烈女門 (1963)
  • 血脈 (1964)
  • 聾唖の三龍 (1965)
  • 浜辺の村 (1966)
  • 帰路 (1967)
  • 大院君 (1968)
  • 中止のため受賞者なし (1969)
  • 脚本賞のみ授与 (1970)
  • 無名の教師 (1971)
第11回-20回
  • 義士安重根 (1972)
  • 紅衣将軍 (1973)
  • 土地 (1974)
  • 炎 (1975)
  • 母 (1976)
  • 乱中日記 (1977)
  • 警察官 (1978)
  • 旗のない旗手 (1979)
  • 人間の息子 (1980)
  • 招かれた人々 (1981)
第21回-30回
  • 神よ、ここに光を (1982)
  • 糸をつむぐ女 (1983)
  • マーニム 愛の嵐 (1984)
  • ディープ・ブルー・ナイト (1985)
  • 霧の柱 (1986)
  • 燕山日記 (1987)
  • 波羅羯諦 ハラギャティ (1989)
  • 墜落するものには翼がある (1990)
  • 若き日の肖像 (1991)
  • 開闢 (1992)
第31回-40回
第41回-50回
第51回-60回
第61回-70回
  • 表示
  • 編集