ビクトリア・コモワ

ビクトリア・コモワ
選手情報
フルネーム ビクトリア・アレクサンドロヴナ・コモワ
愛称 ビカ
国籍 ロシアの旗 ロシア
生年月日 (1995-01-30) 1995年1月30日(29歳)
生誕地 ヴォロネジ州ヴォロネジ
身長 162cm
体重 35.5kg
種目 女子体操競技
代表 2007年-
所属 Dynamo Sports Club
獲得メダル
オリンピック
2012 ロンドン 団体総合
2012 ロンドン 個人総合
世界選手権
2011 東京 段違い平行棒
2015 グラスゴー 段違い平行棒
2011 東京 個人総合
2011 東京 団体総合
欧州選手権
2012 ブリュッセル 段違い平行棒
2012 ブリュッセル 団体総合
ユースオリンピック
2010 シンガポール 個人総合
2010 シンガポール 段違い平行棒
2010 シンガポール 跳馬
2010 シンガポール ゆか
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ビクトリア・コモワロシア語: Виктория Александровна Комова[1]1995年1月30日 - )は、ロシアヴォロネジ出身の体操競技選手。2012年ロンドンオリンピックの女子体操競技団体総合個人総合の銀メダリスト。

来歴

4歳から体操を始める。父のアレクサンドル・コモフは体操選手であり、母のベラ・コレスニコワは1985年世界体操競技選手権の団体総合や1986年のグッドウィルゲームズ個人総合で優勝している。また、兄が1人(アレクサンドル)いる。

2009年に横浜で開催された国際ジュニア体操競技選手権では2位の笹田夏実に3.7の大差をつけて優勝した[2]

2010年シンガポールユース五輪では個人総合、段違い平行棒、跳馬の3種目で金メダルを獲得。

2011年世界体操競技選手権では、個人総合でアメリカのジョーディン・ウィーバー(英語版)に敗れ銀メダルとなったが、段違い平行棒で金メダルを獲得。

初めての五輪となった2012年ロンドンオリンピックでは、個人総合でガブリエル・ダグラス(英語版)に、団体総合でもアメリカに敗れ2つの銀メダルを獲得した[3]

得意とする段違い平行棒では、オリジナル技の「コモワ(E難度)」を発表している。

2016年リオデジャネイロオリンピックには出場する意向であったものの、脊椎の持病を抱えたままトレーニングを続けることが難しくなったとして、直前の6月中旬に現役引退する意向を表明[4]

主な成績

大会 団体総合 個人総合
2010 ロシア選手権 1 1 2
欧州選手権ジュニア(バーミンガム) 1 1 1 2 1
ユース五輪(シンガポール) 1 1 1 7 3
2011 ロシア選手権 1 3 4
世界選手権(東京) 2 2 1 8
2012 欧州選手権(ブリュッセル) 2 1 6
ロシア選手権 1 1 3 1 2
ロンドン五輪 2 2 5 8

脚注

  1. ^ ロシア語ラテン翻字: Viktoria Aleksandrovna Komova
  2. ^ 国際ジュニア個人総合 | 日本体操協会公式ブログ
  3. ^ またも銀、コモワの目に涙「金がほしかった」
  4. ^ “世界体操2冠のコモワ、健康問題を理由にリオ目前で現役引退へ”. bloomberg.co.jp (ブルームバーグ). (2016年6月18日). https://www.afpbb.com/articles/-/3090895 2016年8月12日閲覧。 

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、ビクトリア・コモワに関連するカテゴリがあります。
  • ビクトリア・コモワ - 国際体操連盟のプロフィール (英語)
  • ビクトリア・コモワ - Olympedia(英語) ウィキデータを編集
  • 公式サイト
  • コモワ(段違い平行棒の技)
1950年代
1960年代
1970年代
  • 1970 カリン・ヤンツ
  • 1974 アネローレ・ツィンケ
  • 1978 マルシア・フレデリック
  • 1979 マキシ・グナウク / 馬燕紅
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
  • 2010 エリザベス・トウェドル
  • 2011 ビクトリア・コモワ
  • 2013 黄慧丹
  • 2014 姚金男
  • 2015 范憶琳 / マディソン・コシャン / ビクトリア・コモワ / ダリア・スピリドノワ
  • 2017 范憶琳
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
2010年代
  • 2010 エリザベス・トウェドル
  • 2011 エリザベス・トウェドル
  • 2012 ビクトリア・コモワ
  • 2013 アリーヤ・ムスタフィナ
  • 2014 ベッキー・ダウニー
  • 2015 ダリア・スピリドノワ
  • 2016 ベッキー・ダウニー
  • 2017 ニナ・デルバール
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